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Channel: お茶の専門店HOJO
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清水謙作の佐渡無名異焼が各種入荷

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m222 200ml

新潟県佐渡島の清水謙氏の茶器が入荷しました。今回入荷したのは、野坂酸化焼成・還元焼成と無名異酸化焼成・還元焼成の4種類です。

http://www.hojotea.com/categ/teaware.htm

1年半ぶりの入荷

清水謙氏は昨年より闘病のために陶芸活動を休止しておりました。いまだ、療養期間中途のことですが、昨年入院される前に製作したものの、焼成されないままとなっていた各種の茶器を焼いてくださりました。久しぶりに清水氏の作品を紹介することが出来、私としても非常に嬉しく思っております。

mr212 160ml

今回は各種スタイルが入荷

今回は、生磨きの後手・横手急須(茶壺)、宝瓶、手引き急須など非常に多くのモデルが入荷しました。
m203 110ml

m210 130ml

m212 100ml

m216 200ml

 

mr204 100ml

mr207 130ml

mr208 180ml

mr211 120ml

野坂と無名異の使い分け

清水氏の野坂酸化還元、無名異酸化還元はあらゆる種類のお茶との相性が良い土です。余韻については、野坂還元 > 野坂酸化 > 無名異還元 > 無名異酸化の順番であり、逆にボディ(ふくよかさ・香りの広がり)に関しては、その逆の順番になります。紅茶や台湾烏龍茶のような華やかさを必要とするお茶の場合、無名異系、逆に、スッキリとした透明感を求めるのであれば、野坂系をお勧めします。紅茶については、私は無名異の酸化で飲むのが好きですが、香りを少し抑え、余韻の割合を増したい場合は、無名異還元焼成を使用します。鉄観音や鳳凰単叢烏龍茶のように元の香りが非常に強いお茶については、私は野坂を使うのを好みます。ボディを強化することなく、香りの余韻を高めることで、より品の良いお茶に感じられるためです。


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